県道12号線の崩落から1か月半

こんにちは!もりあげ隊隊員のしょうごです。
3/26に発生しました県道高柳松代線の崩落事故から早一ヶ月半が経とうとしています。
これまでの何倍も時間をかけて通勤している人もいます。
通学のために、友達とは違うルートを専用のタクシーに乗って通っている子もいます。
岡田の田んぼに行くために大きく迂回して通っている農家もいます。
普段の生活リズムが変わってしまった人がたくさんいます。
それでも、依然として復旧の見通しが立たない中で私たちはなんとか日常の生活を送ろうとしています。
もちろん道路の復旧に向けて、県や市を始め、関係する方々が全力で取り組んでいらっしゃり、高柳内外の各種団体も、早期の復旧を望む要望書を県に提出し、支援の拡充を求めてくださいました。本当にありがたく思います。
ただ、用事で岡野町まで出ると、「門出からわざわざありがとう」とか、「門出が遠くなったねぇ」というお言葉をよく頂きます。皆さんのお気遣いに感謝しつつも、道路がつながっていればこんな言葉もないんだろうなぁと、複雑な思いでした。
今はただ、道路が早期に復旧することを願いながら、日々の生活をこれまで通り淡々と、時に楽しみながら行っていくことが、ここに暮らすということなんじゃないかと思い、オープンしたばかりのかみわさこきの家でお客さんとわさこき体験をしたり、山に入って山菜を採ったり、芽が出始めた楮畑の準備を始めたり、それなりに忙しい日々を送っています。
そういえば、道路が通れなくなって、迂回ルートを通るおかげでいつもと違う視点から黒姫山も見ることができました。
道がないならないなりに。新たな道を探して今日も明日も生きて行こう。
自分で採ったウドの天ぷらがやけに美味しい夜でした。
※道路崩落現場は現在復旧作業中であり、関係者以外は立ち入り禁止です。作業の妨げや二次災害の恐れがあるため、ゲートを越えての侵入は厳にお控え頂きますようお願いいたします。

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