次の我らの課題は「5/21(日)の黒姫山山開き」

 久しぶりに混みあった怒涛のようなGWが終わり、静かな日常の高柳です。
 次の我らの課題は5/21開催の黒姫山山開きで、今週末には黒姫山を楽しむ会メンバ-が道標の設置作業を行う予定です。朝早く、磯之辺登山口の状況確認に向かったところ、静寂の中、カタクリも花弁を閉じたまま眠っていました。
 帰路、磯之辺集落のはずれにある風神像と黒姫山観音堂に、山開き当日の天候と安全を祈願しました。この観音堂は越後三十三観音霊場の9番札所であり、人々の願いを叶える如意輪観音が祀られていて、黒姫の神様の本地(本地垂迹説=本来の仏様が仮の姿をとって現世に表れたのが神様であるという説)とされています。又、磯之辺への登り口にある坪野広済寺も如意輪観音を祀る9番札所とされていますが、神様と仏様、神仏習合と廃仏毀釈という日本独特の宗教観と時代の流れを感じながらの黒姫登山もまた面白いですね。
 そして坪野広済寺は1442年に当時の領主佐橋朝広の建立とされ、広済寺を見下ろす丘にひっそりと佐橋公の廟の碑が立っています。越後毛利の流れを汲む佐橋の荘、佐橋は鯖石の語源ともされていています。安田から高柳まで、そうです昔からみんな繋がっていました。
 山開きの翌日は我が家も田植えです。ボチボチいきます。
 以上、高柳もりあげ隊のりおかでした。

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