高柳の自然の豊かさを改めて感じる春

空が晴れたら 愛を 愛を伝えて
涙は明日のため 新しい花の種
こんにちは!もりあげ隊のしょうごです!
この4月から始まったNHKの朝の連続テレビ小説『らんまん』。植物学者の牧野富太郎博士がモデルとなったこのドラマを私も毎回楽しみに観させていただいています。
さて、高柳も今まさに春爛漫。遠くの山を見れば白と黒のモノトーンの世界から徐々に茶色の大地が見え始め、今はブナの若緑とヤマザクラの桜色に染まってとてもカラフルに見えます。
足下も見てください。高柳小学校から広済寺に至るガルルのスキー場の丘を歩くと至る所に春の草花が咲いています。どれも小さく可憐な花ですが、そのひとつひとつに名前があり、そこに咲く理由があります。そして、それらの多くがこれから草が生い茂る夏に入る前に花を散らし、実を結ぶのです。このごく短い間に花を咲かせ、生をつなぐ春の植物たちを「スプリング・エフェラル(儚い春)」と呼ぶそうです。
この時期だけしか観られない春の花たち。皆さんもぜひ実際に歩いて見つけてみてはいかがでしょう?
ちなみに、今回撮影した花たちは全て「じょんのびの里 高柳の自然」という本に収録されています。平成9年に当時の高柳町教育委員会により発行された本で高柳の動植物たちが総天然色の写真で季節や場所ごとにまとめられているので、高柳の自然を親しむガイドブックにピッタリです。調査が行われてからもう30年近く経ちますが、今もなお変わらず、同じ場所で毎年咲いている植物たちを見ると高柳の自然の豊かさを改めて感じます。

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