冬の黒姫山を楽しむ

高柳もりあげ隊もとたかです。今冬は全国あちこちでの大雪が話題になっていますが、高柳は意外にも少雪でガルルスキ-場は未だオ―プンができません。それではと山スキ-に黒姫山へ出かけました。この日は前夜からの新雪が30㎝程度あり、視界は不良。スキ-板にシールを貼りつけ登ります。シールには微細な毛が植えてあり「板は前には進むが、後ろには進まない」登行時の滑り止めの役目を果たす便利な道具です。途中、昨年も出会ったカモシカの黒ちゃん(たぶん?)がいました。息上がる自分を横目に彼はあっというまに稜線まで駆け登っていきます。凍てつくブナの木々を縫い鵜川神社に到着するが、やっぱり積雪は少なく社は雪に埋もれてはいなかった。そして山頂へ。一瞬ガスが晴れ我が町を見下ろす。休むことなく、本番の下りに向けシールを剝がしていざ滑走。我、未熟なスキ―技術ながらも、湿った越後パウダ-を存分に楽しみ下山する。この地で暮らすが故の気軽で特権的な雪山の楽しみ方、里山黒姫最高!です。

大阪から年1~2回、信越方面にスキ-に来ていた若い頃、某大学の山岳部OB達が拠点にする白馬の小さな集落の古民家に何度かお世話になる機会がありました。かやぶきトタンかぶせのその家は、2メートルぐらいの雪で覆われていて、はじめてスノ-ダンプでの除雪作業を経験し、凛と冷え切った板の間で鍋を囲み、酒を飲み雪国の暮らしの一端を満喫しました。そんなプチ体験をきっかけに田舎暮らしの思いは募り、そしてこの地に移り住みました。「山を楽しむ」と「暮らしを楽しむ」という自分の優先的価値観を高柳は寛容に受け入れてくれています。
2月末には3年ぶりの高柳雪まつり「YOU悠遊」が、会場をじょんのび村・こども自然王国周辺に変更し計画されています。ステ-ジ、こどもの遊び場、のれん街、じょんのび村の4つのエリアでそれぞれ趣向を凝らした企画で皆さんのお越しをお待ちしています。仮面ライダ-ギ-ツも来るよ。
「外出を控えるように」と当局は言うけれど、残念ながら今日も雪は積もりませんでした。雪は必要で、みんな雪を待っています。明日からドカ雪となりすべて丸く収まることを期待しています。(但し、生活に支障のない程度でお願いします。)

 

 

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