和モダンな縁起物

𝐌𝐞𝐫𝐫𝐲 𝐂𝐡𝐫𝐢𝐬𝐭𝐦𝐚𝐬 🎄✨
もりあげ隊のくみこです!
空を暗い雲が覆っていても、降ってくるものがなければ “晴れ” の認識になるこの季節。
週始めの大寒波による柏崎市内での大雪の被害は、全国ニュースや様々な報道番組でも取り上げられていたので知ってる方々は多いと思われます。
ただでさえ豪雪地帯の高柳はえらいことになってるろ😱と思われた方もいるかと思いますが、高柳は比較的いつも通りの冬の始まり方です。むしろ市街地よりも遥かに少ない積雪量。逆に申し訳ない…
クリスマス寒波と言われたこの週末も、風が強く雨や時折雪まじりになったりと目まぐるしく変わる天候の中、星空が見える夜もありました🌌
雪が降り始めるといっそう出不精になりますが、こんな時は制作活動が捗ります🤭
先日、親しい方から「結婚する孫にお祝いとして渡せるフォトフレームを水引で作れないか」と依頼がありました。
具体的な要望を聞くと、鶴と松を入れてほしいとのこと。
これぞ日本の縁起物!!という印象を受けたものの、贈るお相手はわたしと同世代。結婚祝いという特別感もありつつ、インテリアとしても馴染むような和モダンな感じに仕上げたいなぁ…などと早速湧いてきたインスピレーションをメモメモ_φ(・ω・。)
お渡し日までも期間が短かったので、失敗してもいいように素材を多めに揃えて、ああでもないこうでもないと試作しながら形にしていきました。(素材集めの時にこの大雪じゃなくて良かったと心底思いました…)
完成品は “寿” の文字に、松・竹・梅、そして鶴に亀という縁起物のオンパレード。台紙に越後 門出和紙さんの和紙を使うことでグッと雰囲気が出て、自分のイメージしてた和モダンな雰囲気でまとめることができて、個人的にはわりと納得できる仕上がり。依頼主の方にも満足して頂けて、あとは、受け取ったお孫さんご夫婦に喜んでもらえたら…と願いながら、フォトフレームを贈りました。
ここに来て大雪の影響で到着までかなりの日数が経ちましたが、お孫さんご夫婦にも喜んで頂けたようで、早速お写真を入れて飾ってくださったようでホッとしました☺(画像3枚目:写真掲載の許可頂いてます)
このフォトフレーム制作を通して、誰かが誰かを想う気持ちを、水引細工という日本の伝統的な贈答文化と技術を用いてカタチにするお手伝いをする。
不特定多数へ向けてのものだけでなく、特定の誰かからその人が向けた相手への想いに、こちらも想いを馳せながらものをつくる。そこに大事な意味があるのだと、改めて実感ました。
そして人を想い合う気持ちで溢れる高柳で、そこに少し華を添えるような役割になれたらな、と感じました。

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