山の暮らしを感じる直売所、今秋もやってます

こんにちは!もりあげ隊のしょうごです!
稲刈りシーズンが終わったら、いつのまにか、山の木々も緑から赤、黄色に色づきはじめ、秋が深まっていくのを感じます。
この時期は秋のイベントラッシュで毎週のように催しがあり、仕事の忙しさもあいまって、野山の中を歩く時間もなかなか取れず、充実しながらも、遠くの山を眺めてはやきもきする日々です。
そんなわけで、明日晴れても晴れなくてもどこかいこうと、田代集落の母ちゃんグループ「大人女会」が季節ごとにやっている「田代の直売所」に寄ってみました。
元々は母ちゃんたちの茶飲み話から始まったこの直売所。野菜作り、売り子の担当は母ちゃんたち。旗立てや山菜取り、キノコ取りなどは父ちゃんたちなど、それぞれができることを楽しみながらやっている直売所です。
「あそこの畑の奥にある木が花梨で、奥が洋梨。みんなへえべえさんちが作ってるんよ」
「今度みんなで荻ン島のカフェに行きたいね~」
なんてたわいない会話をしながら、今回はでっかいシイタケを買いました。みんな畑で育てたり、近所の山で採ってきたものです。
買い物を済ませ、向いの畑の奥を見ると、へえべえのお父さんが何やら畑で掘っていました。気になって聞いてみたら「テイモ(ヤマイモの仲間)」を掘ってるのだと。「いっぺん乾かして、潰したら粘り気が出てくるからうんめえぞ」と、ひとつわけてもらいました。
実はへえべえのお父さん、かんじき作りの名人でもあり、私たちもべとプロの企画で毎年かんじき作りを教えてもらっています。来年こそかんじき用の竹の取り方と加工の方法まで教わりたいです。
自分たちの田んぼや畑で米や野菜を作り、山の恵みで暮らす日々。もちろん大変なことも多いけれど、自然のものを活かしながら豊かな暮らしをしている人たちの話はいつ聞いてもおもしろいもの。
一人でやるのは大変だけど、気の合う仲間たちと集まってワイワイやるのは世代、男性女性問わず関係なく楽しいものだと思います。田代の直売所の居心地の良さの秘密はそこにあるのかも。
なので、これからも地域の先輩方の暮らし方に学ぶ機会は大事にしていきたいです。

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