5月のふたつのXdayに向けて

いつものこの時期は農事に追われる頃ですが、この冬は久しぶりにいっぱいの積雪に見舞われ、沢筋の田んぼに向かう農道は、4月の半ばとはいえ,雪に閉ざされていました。ならば焦らず、ゆるゆるいきましょうと、越後の春の雪山で遊び、至福の時を過ごしていましたが、田んぼをちょっと見に行くと、ここのところの陽気で雪は消え、いつでもどうぞの状態でした。
一昨年、干ばつでひび割れ、昨年は、水がたまらず難儀した田んぼです。少しでも水持ちが良くなるようにと、秋ぶちを頑張ろうと張り切ると、耕運機を谷底に落し廃車。気の重い今年の農事でしたが、ダメかなと思っていた田んぼに見事に水がたまっていました。きっと豪雪が田んぼを、ぎゅっと踏みしめ水持ちがよくなったのでしょう。雪の恩恵ですね。
そんな素敵な田んぼを見ると、なんだか急にやる気が出始め、まずは農道を片づけ、新たに友人から譲り受けた耕運機で畑を耕し、今年の農事がはじまりまた。昨今のコメ流通事情、故でなく、自分で食べる米は自分でつくりたい。そんな高柳スタイルはくずせない。
5月のふたつのXデ-。
18日の黒姫山山開きと、20日の田植え。
そこに向けてあれこれやることはいっぱいあるけれど、
それを上手に楽しみながらやっていく。
それが高柳で暮らす意義かな。
以上、高柳もりあげ隊のもとたかでした。
ps村田仙三氏型絵染デザインの黒姫山手ぬぐいが出来上がりました。
 山開き当日、鵜川神社にて販売いたします。100本限定販売です。

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