いろんな意味での「山に行ってくる」

 毎年この頃、休日は山に行く日が多い。
 高柳で言う山は、レクリエーション登山でなく、田畑の農作業や山菜採りなどで集落地内から少し離れたところに行くことで、田んぼの様子を見に行く時も「山に行って来る」と家族に告げ出かけます。
 そんな我が家の田んぼも、お陰様で水は保たれ、除草作業に一点集中でき、まずは「へぇ」撲滅大作戦を展開中です。ちなみに「へぇ」は「稗」で、あと2~3週間もすれば稲と見分けがつかなくなります。今のめしすると、稲刈りの時に刈ってまるけた時に「へぇ」ばっかりで悲しい思いをします。まずはしっかりと「へぇ」と向き合い、そのあとも水田、畔、農道の「雑草という名の草はない」けど、我が家の管理米にとっては雑草的存在の彼らとも、しばらくの間しっかりと向き合ってやりたいと思います。
 そして休日の日に、そんな山作業だけではつまらない、やっぱり山に登らないとねと越後駒ケ岳へ。小出経由で奥只見ダム建設工事の為に掘られたシルバ-ラインを抜けて銀山平へ、そこから少し銀の道を進む。「シルバ-」と「銀」ふたつの道。栄枯盛衰の無常観を感じつつ登山道へ。歩き始めてすぐに残雪が現れ、早春の色めきで、登るにつれて、晴れ渡り、青と白のコントラストが美しい。でも暑い!6月、標高2000mの雪原に立っても夏の暑さ、暑すぎる!山に登り異常気象を痛切に感じる。
 山から戻ると、山中みどりの里さんが山の笹取りを終えて処理中でした。これもまた高柳の風物詩。聞けば笹取りはこれで今季終了とのこと、いよいよ本格的に笹団子づくりが始まります。
 以上、そんなこんなで、人生残された日々をモチベーション保ちつつ日々暮らす、高柳もりあげ隊もとたかでした。ほいたらね。

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