雪郷高柳の新たな企画

酸ケ湯温泉標高900m、刈羽黒姫山891m。
3,4日前までは「今年の高柳は雪少ないね」と話していた頃、黒姫山には2m70cmの積雪があるとのことで、「酸ケ湯がなんじゃい、なめんな黒姫!」と話していたら、この週末しっかりと湿雪が降り続き、おかげさまで雪郷高柳となりました。
あれこれ新年の準備をする中で、新しい門出カレンダ-を見つめると、和紙に表現される型絵染の芸術性とその緻密な技からくる存在感、改めて奇跡の作品だなと実感します。
民芸運動の共鳴者であり、人間国宝芹沢銈介の最後の弟子村田仙三さんは、カレンダ-制作時は部屋にこもり、奥さんにも「決して部屋に入つてはならない」と鶴の恩返し状態になるそうな。
型絵染職人であり、和紙職人。
芹沢銈介は戦後物資不足、布がない時代に和紙を利用したというから納得です。
師匠はデザインが素敵、弟子は+抒情的。
そんな仙三さんの型絵染で我ら黒姫山を楽しむ会は3年前にTシャツを作成しました。
そして只今、新しいデザインをお願いしていて、Tシャツや手ぬぐいの作成を企んでいます。
ワクワクする新しい年。
ワクワクする高柳。
以上、高柳もりあげ隊のもとたかでした。

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